<赤米>は、その名の通り見た目が赤いお米です。
古代米の一つとして、黒米や緑米などとともに
健康や美容、アンチエイジングへの効果が注目されています。
今回はそんな赤米の“身体にうれしい成分”について調べてみました。
赤米のぬかに含まれる「タンニン」(ポリフェノールの一種)には、
強い抗酸化作用があるといわれています。
抗酸化作用とは、活性酸素から私たちの身体を守る働きのことです。
活性酸素には体内に侵入した細菌やウイルスを退治する役割がありますが
増えすぎてしまうと正常な細胞にまでもダメージを与えてしまいます。
その結果、様々な生活習慣病や肌のシワ・シミといった老化現象の原因に…
過剰な活性酸素の活動を抑えることは、若々しく健康であるために
とても重要なことなのですね。
また、タンニンには抗菌作用があるといわれており
農家さんが<赤米玄米入りのもち>と<玄米なしのもち>を作って比べたところ
赤米が入ったもちのほうがカビの発生が抑えられたそうです。
他にも、収れん作用(お肌を引き締めるなど)や消臭作用があり
化粧品やデオドラント製品に利用されるなど、
身体の内からも外からも、うれしい効果をもたらしてくれる成分なのです。
赤米は、白米に加えてお召し上がりいただく玄米です。
タンニンはワインや緑茶などにも含まれる「渋み成分」なので
赤米だけで食べると少しクセがあり食べづらいのですが、
白米と一緒に炊いていただくと、ほんのり甘みが出てとても美味しいです。
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『こうのとり育む大地米』は、農薬や化学肥料を一切使わずに育てられています。
赤米は栽培が難しく、無農薬・無化学肥料のものはとても希少だそうで
玄米食にこだわっておられるお客様からも、ご好評をいただいております。
毎日食べるご飯、安心で栄養たっぷりの<赤米>をぜひご賞味ください。
(「コウノトリ育む農法」については、過去の記事:①農薬・化学肥料不使用!人にも自然にも優しいお米 もご覧くださいませ。)